輸入車整備 有限会社山内ガレージ

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1993年式VWゴルフGTI エンジンのハンチング点検・アイドルスイッチ修理

スタッフブログ

こんにちは。
山内ガレージです。

 

今回のフォルクスワーゲンゴルフの修理内容ですが、
エンジンのハンチングです。
ハンチングとは・・
エンジンの回転数が不安定になること、不整脈のようなものですね。

 

アイドリング時は問題ありません。
走行時、MT車なのでギヤチェンジする際にアクセルペダルを戻してギアを入れるのですが
通常だと3000回転くらいからアイドリング回転まで滑らかにエンジン回転数が落ちてきます。
これが、2回から3回ハンチングしながら落ちる為
点検でご入庫くださいました。

 

(まずは点検です)
点検を進めていくとスロットルバルブに付いているアイドルスイッチが作動していないことが判明しました。
まずはこの部品を交換!!
と思いましたが、生産終了!!
世界的にも探しましたが、無いッ!!

 

中古部品からも探し、やっと一個だけ、
スロットルバルブASSYということで部品がありました。
まずはこちらの部品を取り寄せ、アイドルスイッチを点検したところ
残念なことにこちらも壊れているではありませんか!(号泣)

 

という事で、諦めない山内ガレージとしては、作ることにしました(笑)

 

 

まずは古いスイッチと土台を別々に分解します。

分解した様子がこちらです。

 

 

マイクロスイッチを探します。

今回は東芝製のものを準備しました。

(耐久性もGOODです!)

 

 

土台に穴を開け、固定します。

 

 

スロットルバルブに取り付けます。

 

 

配線も加工して取付けます。

 

 

最後に車体に取付けです。

 

 

 

確認すると、

アイドル時のスロットルバルブ信号がコンピュータに通信するようになりました。

 

 

旧車になるとあちこちも悪くなりがちなので

やはり日々の点検が重要ですね。

 

部品がない場合は工夫でカバーするしかないですね!

ありがとうございました!

 

-2018.05.19

山内ガレージが大切にしている3つの安心感

スタッフブログ

 

こんにちは。山内ガレージです。

今回は整備の事例のご紹介ではなく、私たち山内ガレージがいつも心がけていることをお伝えしたいと思います。

 

大切にしているおクルマの調子が悪くなったとき、皆さんはどのように整備工場を選ばれていますか?

どこの整備工場に入庫すれば良いか?

どこに電話をすれば良いか?

迷われている方も多いのでは、と思います。

 

「悪いところをきちんと修理してもらえる」

整備の技術や経験が豊富なお店、というのはもちろん、最も大切なことです。

整備技術や経験以外に、私たち山内ガレージが大切にしていること。

それは「安心感」です。

 

初めてお店に電話をかける際、不安に思うことばかりだと思います。

「冷たい電話対応をされたらどうしよう」

「きちんと修理してくれるか不安」など・・

 

山内ガレージではお客様の不安をできるだけなくせるように、工夫していることがあります。

それは 3つの安心感 です。

1.入りやすい安心

2.話しやすい安心

3.通いやすい安心

 

1.入りやすい安心

 

昭和59年から営業しています。工場も建物も当時のままです。はっきりいって古いです。

きれいなショールームもありませんし、たくさんピットがあるわけでもありません。(笑)

輸入車を主に整備させて頂いておりますが、

初めての方にも入りやすい、町の整備工場として頑張っております。

整備士2人でやっていますので、お電話での回答にお時間をいただくことがあります。

その点だけどうぞご了承ください。

 

 

 

2.話しやすい安心感

 

おクルマを拝見してからお見積りをお出ししております。

出来る限り分かりやすいお見積りを作成しています。

しかし、専門用語ばかりでお客様に伝わらなければ、何の意味もありません。

お見積りのご説明には、十分に時間を頂いております。

「いますぐ必要な整備か」

「いずれ必要になる整備か」

お客様に十分に納得をいただくために、お話ししやすいという雰囲気は絶対に必要なものだと思います。

ご不明な点、ご心配な点は何でもご相談ください。

 

ヒューマンサービス

 

 

3.通いやすい安心感

 

どのように修理が行われたのか、出来上がったおクルマを見ても分かりません。

きちんと修理出来たのか

どの部分が悪くなっていたのか

どんな工程で作業がされたのか。

この部分の不安を取り除くために、写真を撮影させて頂きながら作業を進めています。

 

 

 

ご納車時に、撮影させて頂いた写真を元にご説明させて頂いています。

お客様の目で見て、納得できる整備を心がけています。

 

「修理をして終わり、ではないんです」

輸入車を維持していくためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

お話の際には、将来の整備も含めてお話しをさせて頂いております。

 

通いやすいお店を目指して、いつでも相談しやすい環境を作りながら

お客様との良いお付き合いができれば、と考えています。

 

お気軽にご連絡いただければ幸いです。

-2018.05.12

BMW 535iグランツーリスモ エアコンが効かない点検・修理

スタッフブログ

こんにちは。

山内ガレージです。

 

ココ最近4月にも関わらず夏場のような暑さになります。

これから車内でエアコンを使用する機会が多くなりますので

4月ですがエアコン修理のお話しです。

 

 

今回はBMW 535i グランツーリスモ にお乗りのお客様より当社にご入庫いただきました。

エアコンが効かないということで、ガスの圧力を点検。

まったくガスが入っておらず、かなり漏れている様子でした。

ガスを規定量まで充填、様子見ということでその日は乗って帰られたのですが・・

 

1週間後、またエアコンが効かなくなり、再入庫をいただきました。

 

(点検を行いました)

 

 

 

エアコンデンサー辺りからガス漏れ反応があり、分解を行いました。

エアコンデンサーを外し、前回ご入庫の際に蛍光オイルを入れておりましたので

蛍光ライトでコンデンサーの漏れをチェック。

 

 

ありました!

左下のところが光り、かなりの漏れを確認!

 

 

エアコンデンサーが入っているケース側も確認してみると

ガスとオイルが漏れている跡が確認出来ます。

 

 

 

今回は、エアコンデンサーを新品に交換し、修理完了。

 

 

これからの時期はエアコンが不可欠です。

早めのエアコンガス点検をおすすめしております。

また、エアコンの効きがわるい(冷えない)など

気になるかたは、是非山内ガレージまでご連絡ください。

 

ありがとうございました。

-2018.04.24

法定12ヶ月点検を受けるメリットとは(長く乗りつづけていただくために)

スタッフブログ

こんにちは。

山内ガレージです。

今回は「法定12ヶ月点検」のお話しです。

2年に1度やってくる「車検」はご存知でも「法定12ヶ月点検」についてはあまり知られていないのが現状です。

 

法定12ヶ月点検にはどんな意味があるのでしょうか?

 

当社では「故障予防のための定期点検」としてご案内させて頂いております。

故障を放置すると故障箇所以外の部分に負荷がかかり、関係している部品にも悪影響を及ぼすことがあります。

例えば、イグニッションコイルという部品です。

エンジンの内部で火花を作る電気を供給している役割ですが、この部品が故障し放置していると不完全燃焼のガスがマフラーまで流れ、マフラー内の触媒が焼け出します。

こうなるとマフラーを交換しなければならないため、修理代は高額になります。

早期発見、早期予防が大切です。

まさに人間で言う「健康診断」ですね。

 

法定12ヶ月点検では「走る、曲がる、止まる」といったクルマの基本性能をチェックし、分解整備を行います。高温や高回転といった負荷のかかる部品だけに、見えない部分のチェックは必要不可欠です。

より早めに故障箇所を確認、修理をすることで、余計な修理費用を節約。

こういった理由から、当社は法定12ヶ月点検をおすすめしております。

 

 

法定12ヶ月点検はいつ受けるべき?

 

車検を受けられてから12ヶ月後に法定点検の時期がきます。

車検満了日のように「何月何日まで」と決められているわけではありませんので、目安の時期として考えていただいても大丈夫です。

「中古でクルマを購入したけど状態を知りたい」など現在のおクルマの健康状態を知りたい方は、こちらの法定12ヶ月点検を受けられるのもおすすめです。

現在のおクルマの状態を確認し、今必要な修理、今後予想される修理を踏まえてご相談をさせて頂いております。

 

法定12ヶ月点検は15,000円(税別)にて行わせて頂いております。

点検の項目はこちらです。

 

 

平成30年12月10日までキャンペーン中です

 

当社の非分解エンジン洗浄を一緒にご利用いただくと、法定12ヶ月点検を無料にて実施しております。

「ちょうど点検の時期」という方にはピッタリのキャンペーンです。

通常のオイル交換・エレメント交換だけでなく、エンジン内部をリフレッシュしてきれいになりましょう。

 

-2018.04.21

メルセデス・ベンツCLK240 バッテリー警告灯表示

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こんにちは。

山内ガレージです。

 

今回ご紹介させていただくトラブルは、メルセデス・ベンツCLK240

走行時にメーター内にバッテリー警告灯が表示される症状 です。

 

走行中にこのような警告が表示されるとのことでご入庫いただきました。

 

 

 

(検査を行いました。)

まずはオシロスコープにてオルタネータの発電量を確認。

 

 

 

すぐにNGだと判明しました。

バッテリー電圧が17Vも出ていました!

(通常は13V~14Vです。)

 

 

 

波形は正常なのですが、オルタネータ内部のICレギュレータが故障しているようで

電圧電流のコントロールが出来ていないことが判明。

オルタネータの交換が必要と判断しました。

 

オルタネータASSYだと高額になるため、ICレギュレータのみ交換したかったのですが・・

元々装着されているオルタネータにはメーカー名もなく、

部品を調べることも出来ずに断念・・(涙)

 

 

 

純正品ではなく社外品が装着されているようです(涙)

 

今回はBOSCH製のオルタネータに交換。

 

 

新品部品に交換後、再度オシロスコープにて点検。

正常にコントロールできるようになりました。

 

 

今回は部品の金額は高くなってしまいましたが、

これからも安心して運転していただけると思います。

このたびはご入庫いただきありがとうございました。

 

-2018.04.12

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