2025年 最初の投稿となります!
皆さま、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
今回のブログは、左リアのブレーキ周りが真っ赤になり、車が前進後退しなくなったとの事でご入庫いただいた、BMW5アクティブハイブリッド(F10)のご紹介です。
メーター表示には、電動サイドブレーキ異常の警告灯が点灯しているとご連絡を頂き、レッカー搬送され入庫しました。
入庫後、焼きつき点検の為、リフトアップし全てのタイヤがスムーズに回転するかを確認。
左リアが全く回らずです。おそらく電動サイドブレーキアクチュエーターの故障により、ブレーキを踏んだ状態で走行した為、左リアブレーキ廻りが焼きつき真っ赤になったと判断しました。
先に電気的な故障を確認する為、診断機で点検。
ブレーキがロックしているので、電動サイドブレーキアクチュエーターとブレーキキャリパーを分解し車輪がスムーズに回る事を確認。
一度ブレーキが焼けると材質が変わり安全性が低下する為、ブレーキパット・ローター・キャリパー・ブレーキホース・電動サイドブレーキアクチュエーターを交換していきます。
左右比べると明らかにブレーキローターの色が違います。
ブレーキパットも色が変色しています。
こちらの車両は、ブレーキキャリパーシールキットの部品設定が無く本体の交換となりました。
ブレーキパットも山内ガレージ推奨の低ダストパットを使用しました。
ロードテスト後、電気的故障がないか確認し機械的にもブレーキの引きずりがないか確認。
作業完了しました。
今年も、お客様1人1人に満足して頂き、喜んで頂けるような修理をしたいと思います。
これからも応援宜しくお願い致します!
山内ガレージ一同皆様の御来店を心よりお待ち致しております!
岩﨑
皆さま
いつもお世話になっております。
山内ガレージ 岩﨑です。
2024年も終わろうとしております。
皆さまにおかれましてはどんな年だったでしょうか?
個人的には、病気や怪我も無く無事に終われる事を幸せに思っております。
さて、本日(12月28日)は今年最後の営業日で工場や事務所の大掃除をしています。
部品待ち等で年内に納車できず、工場で年越しをするお車は全て手洗い洗車をし、
奇麗になった工場内で保管させていただきます。
2024年は、振り返るとあっという間の1年でしたが、皆さまのおかげで無事に締めくくる
ことができ、心から感謝申し上げます。
皆さまにおかれましては、寒い日が続きますので体調に気を付けて年末年始をお過ごしください。
来年も、より良い工場を目指してスタッフ一同精進してまいりますので、
宜しくお願い致します。
山内ガレージ一同
皆さま
いつもお世話になります。
山内ガレージ 岩﨑です。
早いもので、もう2024年も終わろうとしております。
年々1年の感覚が早く感じるようになりました。
私も、歳を重ねてる証拠ですね…
さて、今回の修理内容は、山内ガレージ初ご入庫のお客様です。
ご来店いただいた際、京都で新車から大事に乗られていたベンツという事で、なんと「メルセデス・ベンツ特製エンブレム」が!!
これからも乗り続けたいというお話しを伺い、今までの修理内容や今回不具合箇所の修理内容を打合せして入庫のご予約をいただいました。
メルセデス・ベンツは、同じ車を長く乗ってくれているお客様に対して
走行距離が10万km/20万km/30万km/50万km/100万kmに到達した時と、同一車両に継続して10年/15年/20年/25年/30年所有し続けた場合に特製エンブレムを贈呈されています。
感動しました!
後日、「出先でエンジンが始動しなくなった!」とお電話を頂き、すぐにレッカーで緊急入庫。
点検するとスターター不良のようで打合せした修理箇所とスターターの交換を行っていきます。
まずは、リアブレーキパットとローターが減っていたので、低ダストパットとローターを交換します。
リアブレーキには、サイドブレーキシューも内蔵されているので、点検清掃作業も行います。
次は、リアショックが油圧式の為、リアショックの油圧アキュームレーターの交換です。
次に、スターターの交換です。
エンジンを持ち上げ、エンジンマウントとステアリングコラムシャフトを外すと、スターターが取り外せます。
修理完了後、お客様からも暖かいお言葉を頂きました。
メールを送っていただきありがとうございました。とても励みになります!
年末に向けて社員一同頑張っております!
来年もお客様1人1人に喜んで頂けるように、山内ガレージ一同頑張りますので、今後とも宜しくお願い致します!
皆さま
いつもお世話になります。
山内ガレージ岩﨑です。
いつもブログを見て頂き、ありがとうございます。
来店時にお客様より暖かいお言葉を頂きブログ制作の励みになっております。
さて!今回は、プジョー308の下廻りの錆が酷い状況でこちらの修理内容になります。
なぜ?ここまで錆が酷いのか?
まずは、問診です。
お客様にお話を聞いた所、毎年スキーに行かれるとのこと…
雪道は凍結を防ぐ為、路面に「融雪剤」が散布されています。
この融雪剤の主な成分は塩で、錆の原因と判断しました。
現状の足廻りの写真です↓
早速修理に取りかかります!
まずは、錆を落とし下廻りを高圧洗浄機で洗浄↓
この「錆とり」は、後の工程でとても重要になります。
形状に応じて様々な工具を利用して丁寧に作業を行い、まる一日かかりました!
赤錆は、放っておくと進行する為、山内ガレージでは赤錆から黒錆に変える特殊な薬剤を塗ることで、
進行を抑える工程を踏みます。
溶剤は青色ですが、浸透すると黒色に変色し黒錆になった事を確認!
その後、錆止塗料を塗っていきます。
最後に、錆止塗装の上から耐熱塗料を塗る事で仕上げです。
今回、1番驚いたのが左前のコイルスプリングが錆で折れていた事です。
長年この整備のお仕事に携わっていますが…
初めて見ました。
スプリングとショックも交換しました。
ロードテスト実施、異常がない事を確認し、
修理完了しました!
このお車は、新車から約8年乗っておられオーナー様も大変愛着が有り、雪道走行後は洗車機で下廻り洗浄はされていたそうですが、今後もまだ長く乗りたいとの意向もあり、雪道走行後は高圧洗浄機などでしっかり下廻り洗浄を行うことをおすすめさせて頂きました。
この様に、お客様ご自身がお車を愛し長く乗りたいと思っている方が多く、色々なご相談がございます為、山内ガレージではお客様により良い選択をして頂けるよう努めております。
今後とも、山内ガレージを宜しくお願い致します!
皆様、こんにちは。
9月15日から18日の祭日を利用して、F1 シンガポールGP開催前の視察に行ってまいりました。
今回、開催1週間前ということで、コースもほぼ完成していていました。
このGPレースは、マリーナベイサーキットと呼ばれる市街地コースとなっていて、準備に約5ケ月間を要します。
なんと、コースにも立ち入ることができました!(記念写真)
レース当日、このコース横の観客席は満席になるそうです。
この距離で観戦できると迫力満点でしょうね。
写真の車両は、山内ガレージでも整備経験があるMベンツCLA45Sになります。
写真では分かり難いですが、アルミホイールのブレーキダストが少し気になり「低ダストブレーキパッド」交換をお薦めしてきました。(笑)
実際にレースに出場する車両も間近でみる事ができ、メカニック目線で色々な個所をチェックしてしまいました。
F1の車両も、山内ガレージでよく交換する「PIRELLI PZERO」が装着されていました。
ホイールの構造はセンターロックになっており、交換時間は約2秒というから驚きです!!
現地スタッフさんと話をしたのですが、私たち山内ガレージと同じ車に対する熱い思いを感じました。
実際のレースを観る事はできませんでしたが、応援していた写真のteam Ferrariは5位でした。
今回の視察では、F1車両やコースを間近で見る貴重な経験をさせていただきました。
3日間のシンガポールでしたが、すごく貴重な体験とリフレッシュできました。
今後とも、山内ガレージを宜しくお願いいたします。
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