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ベンツGLA 45 AMG エンジンチェックランプ点灯

スタッフブログ

皆さま

こんにちは、お元気でしょうか?

最近では、コロナウィルスの影響で日本をはじめ世界的にかなりの影響を受けていると思います。

山内ガレージでも感染予防として消毒やマスクの着用と営業時間の短縮等を行っております。

早く終息する事を願いながら仕事を進めている状況です。

皆様もくれぐれもお気をつけて下さい!

今回の修理依頼の車両は、ベンツGLA45AMGです。

修理依頼の内容ですが、エンジンチェックランプが点灯したとの事でまずは診断機での診断です。

診断結果は、水温がサーモスタット基準温度以下という内容でしたので、ライブデータで水温をチェックしたところ確かに水温が基準値より低い為、エンジンチェックランプ点灯の原因はサーモスタットの不良だと特定致しまた。

このエンジンのサーモスタット交換は初めてでしたので、まず何処にサーモスタットがあるかを探すのですが、全く見えないくらいエンジンルームがギチギチに詰めて有ります…

まずは、サーモスタットを外す為に一つずつ部品を外していきます… ある程度部品をバラしてミッション側から見た写真です↓

かなりバラしたのですがまだ見えず、エンジンのインテークマニホールドも外し↓

やっとサーモスタットが見えました!!↓

サーモスタットは電動でした… エンジンブロックに直接取付けてあるので上から見えるはずも有りません(しかも4輪駆動車なので下からも全く見えませんでした…) と言う事で作業の折り返しです!電動サーモスタットを交換↓

色々調べると電動サーモスタットの故障が多いので対策されている様です。

旧品のサーモスタットはパイプ内に何も無く空洞ですが↓

新しい電動サーモスタットはパイプ内にメッシュのフィルターが入っています。おそらくこのフィルターでクーラントの流れる量を抑えてサーモスタットにかかる負担を抑えてるのではと推測↓

いずれにしてもメカニックとしては頻繁にこの作業はしたくないですねー(汗)正直大変です。(笑)

せっかく色々と分解したので、気付いた所は綺麗にして組み付けです!スロットルバルブの汚れです↓

洗浄後↓

ここは(スロットルバルブ)結構大事な箇所でエンジン内に空気を取り入れる場所です。狭い隙間から空気を取り入れるので少しでもカーボン汚れが有るとエンジン不調の原因になります。透かして見ると良く解ります↓

エンジンを始動後、ロードテストを実施して作業完了です!

個人的な修理の感想としましては… 新しい車両のメリットは何でも電動になり便利、デメリットは電気部品と機械部品が混合して1つの部品を作っているので、電気的に壊れても交換、機械的に壊れても交換。便利になった分、リスクは2倍になってると感じました…

最近では福岡、九州各県でもコロナウィルスが広がっていますので、皆さまも充分にお気をつけて下さい!!山内ガレージスタッフ一同今、以上に気をつけて感染しない様心がけています。

また、皆さまにお会い出来るのを楽しみにしております。

-2020.04.16

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