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1996年式 メルセデスベンツS600L(W140) リアアスクルブッシュ交換

スタッフブログ

今回の内容は、メルセデスベンツS600L(W140)の足回り修理です。

(前々回のブログで、エンジン内部洗浄のご感想をご紹介させていただいていたお車です!)

 

入庫後、お車のの状態を確認する為にまず走行テストをしました。

やはり、ショックも抜けていて乗り心地も悪く、段差を越えると足回りからガタガタと色々な音がしていてかなりの重症・・・

10万キロ超えているので当然です。

足回りを点検していくとゴム関係の部品がかなり劣化しているようで、今回は足回りの軸になるアスクルブッシュの交換作業です。

人で例えると背骨、家だと基礎の部分になるところ。これがずれたりすると真っすぐ走らなかったりします。

 

作業はまず、リアアスクルを車体から取り外すのに、マフラーやデフ(補器類)を取外し ↓

 

 

リアアスクルを単体にします ↓

(↓ リアアクスルブッシュ 4か所)

 

デフマウントも交換します。↓

 

通常ですと下の写真のようにスペースが無く交換できないようになっています。

 

 

 

リアアスクルを外すと通常見えない部分がかなり錆びていたので、錆を落とし下地にプライマーで塗装しました。↓

 

 

リアアスクルブッシュ(4か所)を点検すると、やはりゴムが劣化し切れていました。

これだと車体を支えられないのでね~(;^_^A

↓(前側)

 

↓(後側)

 

ブッシュを交換 

↓ (前側)

 

↓(後ろ側)

 

同時にショックや足回りの他のパーツも交換し、最後に4輪アライメント調整を行って走行テスト!!

背筋が伸びたような走り! 交換前とは別の車に変わり気持ちよく走行できるようになりました。

お客様にも大変喜んで頂きました!

歳を重ねると背筋が曲がるように車も曲がってきますので、日々のメンテナンスが大事だと痛感した修理でした!

 

 

 

-2017.11.08

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