こんにちは、山内ガレージ溝部です。
今回の投稿は、去年中古で購入され初めて山内ガレージに車検入庫されたBMWです。
ホイールがかなりダストで汚れていたので、交換時期になっていれば「低ダストパッド」をお薦めしようかと思いタイヤを外したところ、キャリパーにも凄いダストの量が付着していました。
次に、ブレーキキャリパーを外して点検すると、ん!? 何か違和感が…
本来②の所あるべきパッドが①の所に取り付けてある!?
なんと①と②のパッドが、逆に取り付けてありました。
ブレーキパッドを逆に取り付けた事により、キャリパーに接触してブレーキの引きずりが発生していました。
あの、大量のブレーキダストの原因は、パッドの片摩耗が原因という事が判明しました。
少し変わったトラブルですが、ブレーキが利かなくなる可能性もあったと思いますので、
大きな事故に発展する前に発見できて良かったです。
私たちが整備させていただくお車は、正しい整備を行わないと凶器に変わる乗り物になるので、
常に安心、安全な整備を心がけています。
溝部
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