こんばんは。
山内ガレージです。
今回はパワステギアボックスからのオイル漏れ修理のご報告です。
お客様のご自宅の駐車場の床にオイルが落ちているというお電話があり
点検させて頂いたところ、パワステオイル漏れが発覚いたしました。
以前にも当社のインタビューにお答えいただきましたお客様ですが、
毎日エンジンルームや下廻りをチェックされており
今回も不良箇所を早期発見できて良かったです!
まずはギアボックスを取り外します。
オーバーホールの部品を1つ1つ取り外して行き
見た目はシンプルですが、構造はとても複雑にできています。
一番気を使うところは、スクリューシャフト部のピストンボールです。
写真の赤マルの部分です。
繊細な部品ですね。
これは数が決まっていて、脱着時に外れなかったり、ひっかかったり
紛失する恐れがあるものですので、取扱い時は要注意です。
ハンドル周りもそうですが、細心の注意を払って作業を行います。
塗装もして完成です。
最後に取付時の確認で、ギアボックスにセンター出しのマークがありますので
マークが穴の中のセンターにあることを確認、
ハンドルのセンターを出しておいて、ギアボックスを取り付けします。
ハンドルとギアボックスのセンターを合わせて
微調整はタイロッドエンドで調整を行います。
実走テストを行ってまっすぐ走ることと、オイル漏れがないことを確認。
人間の身体と一緒で、早期発見がベストですね。
日頃からおクルマのことを気にかけていただいてありがとうございます!
早めに修理することができてよかったです。
今後共よろしくお願い致します!
ありがとうございました。
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