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ベンツw124 エンジンたまにボトボト不調

スタッフブログ

皆さま、お元気にされてますか?

山内ガレージ 岩﨑です。

季節的には、秋のはずですが…温暖化の影響でしょうか?まだ夏の様な季節感でお仕事させて頂いております。

今回は、車検でお預かりしているベンツw124のエンジン不調を紹介したいと思います。

車検点検前にエンジン不調があるので、先にエンジン診断をお願いしますとご依頼。

まず試運転すると、Dレンジのままブレーキペダルを踏み信号待ちしていると、たまにエンジンの回転が落ち込み、ドトッ!ドトッ!っとエンジンが止まりそうになるのを確認。

経験上この症状は、点火系の故障と判断しましたので、工場へ帰り早速オシロスコープにて点火波形の点検を行いました。

3番の波形がおかしい事が判明

3番シリンダーの点火波形がおかしいので、先ずはプラグコードを外して点検を進める事にしました。

ディスビキャップからプラグコードを外す時に気付いたのですが…

3番のプラグコードがディスビキャップにしっかり取付けられてなく…

浮いた状態でした(汗)これが原因だと判明。

お客様に内容を説明すると、少し前に他の工場でエンジンの整備をしたとの事で、それから、調子が悪くなったという事でした。

山内ガレージでは、締め忘れや取り付け不備を避ける為、2度締めや作業後の確認を徹底して行なっています。

リークとは、点火火花がプラグから出ず違う所から出る事。
3番のプラグコード
左が悪い端子、右が正常な端子

プラグコード、デスビキャップ、割れていたカバーを交換してロードテストを行い完了。

お客様にも喜んで頂き嬉しく思います。

今後共山内ガレージを、宜しくお願い致します。

-2021.10.17

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