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ベンツ500E(w124)エバポレーター交換

スタッフブログ

皆さま

山内ガレージ 岩﨑です。

いつもブログ見て頂き、ありがとうございます!

今回のご依頼内容は、エアコンが効かないとの事で入庫。

ガスを補充しても次の日には、ガスが抜けるという症状の為、事前に漏れ箇所を特定できるように蛍光剤入りのコンプレッサーオイルを注入し、ガスが抜けてエアコンが効かなくなったら再入庫をお願いしました。

数日後、エアコンが効かなくなり再入庫。点検は、エンジンルーム側からおこないます。

エンジンルーム側から分解します。
ワイパーモーター周りを外すと
エアコンフィルターが見えます。

エアコンフィルターを外すと、エバポレーターを覗く事が出来ます。

ブラックライトで照らすと黄色く光って漏れ箇所が判明しました。

エバポレーター交換は、ダッシュ廻り全てを分解しての作業になる為、皆様も見た事がないだろうと思い今回ご紹介したいと思います。

このケース内に、ガス漏れしているエバポレーターという部品が組み込まれています。

エバポレーターケースを分解していきます。

ブラックライトで照らすと、
やはりガス漏れが有りました。
エバポレーターケース分解後

分解後は、全て清掃して点検後、組み付けていきます。

中のダイヤフラムが破けると調整が出来ない為、風向きが変わらない症状が出ます。

このダイアフラムは、必ず点検をおこない悪ければ部品を交換します。

後から悪い事が判明したら、またダッシュパネルを分解する必要が生じるからです。

このピンクのダイヤフラムで、
色々な風の向きを調節する重要な部品です。

今回、全てのダイヤフラムが正常でした。

ヒーターコアとエバポレーターを組付けた写真 ↑

全て分解したダッシュ廻りのパーツを組み上げます。

最後に、エアコンが効く事を温度計で測りながら点検し、ガス漏れもチェック。

電装品も異常がない事を確認し完了です。

これから、夏を迎えますので、皆様も熱中症にはくれぐれもお気を付けください。

エアコンの冷えが悪い等の症状が出ましたら、お気軽に山内ガレージ迄お問い合わせ下さい。

スタッフ一同

お待ち致しております。

-2023.06.25

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