皆様こんばんは。
夏も近づき、梅雨入りしたとはいえ真夏日のような日もありましたね。
なのでエアコン修理の問い合わせ・入庫も増えてきました。
今回エアコン修理で入庫したのは「フォルクスワーゲン VWジェッタ」です。
(H19年式 型式:GH-1KBLX 走行距離:53,196km)
京都から福岡まで帰ってくるのに高速道路を使用。
道中は普通にエアコンが効いていたのに、
帰宅後(次の日)エアコンが効かない症状・・・
自宅近くの修理工場へ駆け込んで点検したら配管のつまりだと言われ、
その足で山内ガレージへ点検依頼がありました。
入庫後点検したところ、ガスも入っておらず真空引きもしたがすぐに正圧になる為、
どこかにガス漏れがあると判断。
アンダーカバーを外すとカバーにオイル漏れの跡があり、↓
下からエアコンコンプレッサーを確認すると、
なんとエアコンコンプレッサー本体に亀裂!! ↓
↑ 原因はこれだと判明!!
念のためガスをいれると、シューッッ!!っとガスが漏れていました。
長年エアコンの修理はしていますが、コンプレッサーが割れているのは初めての経験でしたので、
なんで割れたのか??とエアコンコンプレッサーを分解して探ったところ、
恐らくですが長時間の高速でエアコンコンプレッサー内のピストンの一つが何かの拍子に外れ、
ピストンがコンプレッサー本体にぶつかることで亀裂が入り、
そこからオイルとガスが流出・・・ピストンが焼き付きクラッチが破損し、
エアコンが効かなくなったと推理しました。
今回の修理内容は、エアコンの各配管の洗浄(コンプレッサーの鉄粉が配管に回っている為)及び
部品交換(エアコンコンプレッサー本体、エキパン、リキタン)を行い、完了!
お客様も車内が涼しくなり満足して頂き、無事に納車致しました!
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