今晩は!
山内ガレージです。
今回のテーマは
「新車の状態にどこまで近づけることができるのか?」
山内ガレージで推奨させていただいているエンジン内部洗浄を施工することによって、どこまで新車同様のエンジンになるのかをテストしてみました!
なかなか興味深いデータが取れましたのでご報告です。
(目次)
①新車の車両・8万キロ走行の・11万キロ走行の車両のエンジン音(音波形)を比較する
②11万キロ走行の車両のエンジン内部洗浄を施工する
施工前と施工後のエンジン音(音波形)を比較する
③新車のエンジン音と11万キロ走行車両(施工後)のエンジン音を比較する
① 新車の車両・8万キロ走行の・11万キロ走行の車両のエンジン音(音波形)を比較する
比較車両はトヨタタウンエースバンを3台準備いたしました。
アイドリング状態から1秒間アクセルを全開で踏見込みます。
その時のエンジン音(音波形)がこちらです。
新車の状態
走行8万キロの車両
走行11万キロの車両
(走行8万キロの車両)
吹けあがりの部分は新車とあまり変わりありませんが
途中で急激にエンジンの回転が落ち込んでいます。
エンジンの内部にスラッジが溜まり、内部抵抗が増えているようです。
(走行11万キロの車両)
吹けあがりの部分に音のばらつきが見られます。
8万キロの車両よりも重々しくエンジンが吹け上がっています。
回転の落ち込み方も、急激に落ちるようになってしまいました。
惰性によるエンジンが回転も新車から比べると、とても短くなっています。
(結論)
走行距離が伸びるにつれて、エンジンの内部抵抗が増えて
1.エンジンの吹けあがりが鈍くなった
2.アクセルオフ後にエンジンの回転が急激に落ちるようになった
3.新車に比べて惰性でエンジンの回転が長く続かなくなった
ということが分りました。
エンジン音の比較動画はこちらから (再生時間50秒)
こちらは11万キロ走行の車両のエンジン内部を撮影してみました。
エンジンの内部は意外ときれい!
オイルメンテナンスをきちんとされてきた車両のようですね。
目に見えて汚れている状態ではないのですが、
きちんとオイル交換をされてきても
新車と比較すると、これだけの差が現れるんですね。びっくりです!
② 11万キロ走行の車両のエンジン内部洗浄を施工する
施工前と施工後のエンジン音(音波形)を比較する
走行11万キロの車両をエンジン内部洗浄を施工いたしました。
燃料ラインとオイルラインの両方の施工を行いました。
エンジン洗浄の施工前・施工後の
エンジン音(音波形)を比較しました。
施工中からエンジン音に変化が見られました!
(施工後の変化)
1.吹けあがりがスムーズに変化しています。
2.アクセルオフ後の回転がゆるやかに落ちていくようになりました。
3.エンジン回転が惰性で長く回るようになりました。
さらにっ!
排気ガスの測定もおこないました。
結果はこちら。
施工前の排気ガス測定結果
施工後の排気ガス測定結果
CO(一酸化炭素)の測定値は変化なし。
ですが、HC(未燃焼ガス)の数値は
施工前が58ppm → 0ppm に変化。
300ppmまでは車検に通りますので、生ガスがちょっと多めかな・・と思っていましたが
エンジン内部洗浄施工後は、何と生ガスが0に!
供給された燃料を、無駄なく燃焼していることが分りました。
無駄な燃料を消費していない!
結果として、効率よくパワーに変えているわけですね。
ということは、
同じパワーを発揮させるのに、いままでよりもアクセル開度が少なくて済むのでは・・
次回のテストでは燃費テストを実施して確かめてみたいと思います!
③ 新車のエンジン音と11万キロ走行車両(施工後)のエンジン音を比較する
新車の音波形に近づけることができました。
二つの波形を重ねてみると・・
ほぼ一致です!
施工前・施工後のエンジン音比較
新車とのエンジン音比較動画はこちら (再生時間2分)
今回は、タウンエース専門店「タウンエースネット福岡」の方に
ご協力をいただいてテストをさせていただきました!
ありがとうございました!
販売をされるタウンエースすべてに
当社のエンジン洗浄を施工していただけるとのこと。
ありがとうございます!
がんばります!
今回は施工前・施工後の車両に一緒に乗って確かめたのですが
「あれ?こんなに速いクルマだったっけ」
というくらい、大きな変化がありました。
アンケートをいただきましたので、公開させていただきます!
ありがとうございました!
大満足の結果が出てよかったです。
燃費のテストも引き続き行っておりますので
データが取れ次第、また公開させていただきたいと思います!
アーカイブ