こんばんは。
山内ガレージです。
今回のブログでは、メルセデスベンツS500のご納車準備の様子をご報告させて頂きます!
こちらの車両、昨年末に当社にてお客様よりお引き取りさせて頂きました。
前オーナー様より、「大切にしてくれる次のオーナーを見つけてください。」
との依頼を受けておりました。
ほぼ1年という時間をかけて、ついに次のオーナー様が見つかりました!
今回はご報告も兼ねてのブログ記事です。
新しいオーナー様はW140のメルセデスベンツを以前にも所有されていたお客様で、
「またあのW140に!」
という熱烈なW140ファンのお客様へお引き渡しをする事になりました。
前オーナー様にもご報告し、喜んで頂けました。
嬉しいご報告が出来て良かったです。
シャッター付きのガレージにて保管をされておりましたので、
外装や内装は新品同様かと思う程にキレイな状態でした。
1年点検はもちろんのこと、事あるごとに整備をされておりました。
素晴らしいコンディションでした。
車検整備と同時に140の整備をしていきます。
タイヤはミシュランのプライマシー4を選択。
交換前と交換後の変化を確認したのですが、
乗り心地や静粛性が良いタイヤだと実感しました。
こちらがエンジンのディスキャップ部分です。
V8に搭載される119エンジンは、外気の湿気によりディスキャップ部分の内側に湿気が溜まります。
これが悪さをしてエンジンのアイドリング不調を引き起こします。
新品交換しても毎日乗られない場合は1~2年でまた発生する事もある、119エンジン定番のトラブルです。
今回は湿気の対策品が出ておりますので、そちらを使用して交換していきます。
足回りのリフレッシュ。
リアボールジョイントの交換です。
こちらもよくあるトラブルです。新品交換していきます。
交換のために、サスペンションのコイルスプリング、ロアーアームを取り外す必要があります。
こちらは運転席と助手席のランバーサポートです。
経年劣化でシート内のエアーバックの空気漏れもよくあるトラブルです。
ダイヤルを回しても動かない?という方はいつの間にか故障していることが多いです。
こちらも新品に交換しましょう。
エンジンのオイル交換と一緒に、燃料ライン、オイルラインの洗浄を行って整備完了です!
アイドリング状態のエンジン音が静かになり、滑らかなエンジンの吹け上がりに変わりました。
外装で気になる点は窓枠のモール部分です。
この状態からキレイに磨き上げていきます。
この部分がキレイになると、クルマの印象がグッと変わりますね。
ピカピカに磨いてご納車です!
新しいオーナー様も見つかって、W140も喜んでくれていると思います!
大切にして貰える方が見つかって本当に良かったです。
ありがとうございました!
-2018.11.03