こんにちは。
山内ガレージです。
今回はメルセデス・ベンツG500のオイル漏れ修理のご報告です。
歴史あるメルセデス・ベンツの中でも高い人気を誇るGクラス。
1979年に登場して依頼、ずっとフルモデルチェンジをせず
この伝統的なスクエアデザインは受け継がれてきました。
圧倒的な走破性と変わらないデザインが魅力的ですね。
さて、今回は「車内に焦げ臭いにおいが入ってくる」ということでお客様よりご連絡をいただきました。
ご入庫いただき、エンジンまわりの目視点検を行いました。
すると、◯印よりオイル漏れを確認いたしました。
この症状は、メルセデスベンツに搭載される
113エンジン定番のオイル漏れ修理となります。
シリンダーヘッドカバー(通称タペットカバー)からオイルが漏れ始めます。
ここからオイルが漏れるとエキゾーストマニホールドに付着し
熱によって付着したオイルが、焦げ臭いにおいを発生させます。
こちらがエキゾーストマニホールドです。
エンジンオイルが付着してますね。
タペットカバーを取り外し、ガスケット交換を行います。
もう一箇所はブローバイガスのカバーからのオイル漏れです。
通常は黒のパッキンだけなのですが、
この車両は外側からコーキング剤が塗布されています。
もともとオイル漏れの症状があり、応急処置としてコーキング処置をされているようです。
内部の清掃と、コーキング材を剥ぎ取って
液体パッキンを塗ってから取り付けます。
113型エンジンは、メルセデスベンツG500クラス以外にも
E500(W211)、SL500(R230)、CLS500(W219)、S550(W220)にも使用されているポピュラーなエンジンです。
当社では113エンジンのオイル漏れ修理で、よくご入庫されております。
焦げ臭い匂いが車内に漂って来た場合は、このエンジンオイル漏れの症状を
確認されてみては、と思います。
お困りの際は、山内ガレージまでぜひご連絡ください!
ありがとうございました。
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