皆様、こんにちは。
一年は早いもので今年も残すところあと10日となりました。
歳をとるのも早いはずです(笑)
ということで、いつものようにバタバタしている山内ガレージですが
今回はメルセデス・ベンツBクラス(W245)のATオイル(CVTフルード)の
交換の様子をご紹介させていただきます。
走行距離も4万キロを超えてそろそろ交換の次期・・
ということで今回エンジン内部洗浄と同時にATオイル交換をさせていただきました。
まずはミッションオイルパンを取り外します。
オイルパンには磁石が取り付けてあり
ミッション内の鉄粉などの削りカスが付着するようになっています。
走行距離4万キロですが、かなり鉄粉が付着していますね。
念入りに清掃を行っていきます。
清掃後のオイルパンがこちらです。
新品のようにきれいになりましたね。
次にコンバータ部分のドレーンも取り外してオイルを抜きます。
メーカーによってはドレーンがないタイプもありますが、
メルセデスはこのようにドレーンを抜くことができるので便利ですね。
汚れたATオイルより多く抜くことができます。
ATオイルフィルタも新品に交換させていただきました。
交換前のATオイルフィルタの汚れは穴から見ることが出来ます。
こちらも汚れていますね。
こちらが新品のATオイルフィルタです。
ミッションオイルについてのお話です。
メーカーでは無交換を推奨されているところが多いです。
ATの機構は複雑になっており、使用するオイル特性や量などの知識が必要となります。
不用意にミッションオイルを交換して故障するリスクを避けるために無交換を推奨されているようです。
ですが・・
走行距離4万キロのおクルマでもこれだけミッション内の鉄粉が溜まっていますので
この鉄粉がミッション内部を回っていると考えると恐ろしくなります。
エンジンオイル同様、ミッションオイルの交換も定期的に行われたほうがおクルマのためには良いと思います。
山内ガレージではミッションオイル交換を4万キロ毎で推奨しています。
交換をされる際は、知識やノウハウのあるお店にご依頼されてくださいね。
最後に山内ガレージ目玉サービスのエンジン内部洗浄を行わせて頂きました。
長く乗り続けるために、こまめなオイルメンテナンスは大切ですので
今からでも遅くありません。
ご自身の大切なおクルマを永く乗られたい方は
お気軽にご相談ください!
ありがとうございました。
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