皆様、こんばんは。
先日、「クーラントが減る・・・」という症状で入庫したメルセデスベンツ W463 ゲレンデです。
(H10年式 走行距離:227,723km)
まずはラジエター周りの水圧テストを行い、どこか水漏れがないか?チェック。
圧力を保持して数分待つと圧力計の針が少しずつ下がるのを確認!
確かにどこか水漏れがあるので、ホースやラジエター周りを確認をしましたが、
どこにも水漏れの跡がない・・・
まさか!と思いエンジンオイルの量をチェック。
するとオイルレベルがMAXを超えて増えていた為、
オイルキャップを開けてみると・・・
エンジンオイルとクーラント(水)が混じったヘドロがべったり
↓
これはエンジン内部でエンジンオイルとクーラント(水)が混ざっています。
エンジン内部の修理を行った場合の見積をしましたが高額になる為、
中古エンジンを探しエンジン交換の作業に移行しました。
※人間でいうと心臓移植手術ですね!
エンジンを降ろしたところ(前からエンジンルームを見た写真)
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補器類は全て再使用して中古エンジンに取付け。
中古エンジンは非分解エンジン内部洗浄を施工しました。
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最後は車両にエンジンを載せて完了!
今回の中古エンジンは、走行距離:3万Km。
もともとのエンジンは、22万キロ走行していたので、
かなり調子も良くなりお客様にも大変喜んでいただけました。
納車後は調子よく走っているそうです!
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