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ポルシェ911 カレラ4 キュルキュル異音

スタッフブログ

皆さま

こんにちは、山内ガレージ 岩﨑です。

いかがお過ごしでしょうか?

私は、お陰様で元気に日々過ごしております。

これも偏に山内ガレージに入庫して頂ける皆さまのお陰です。

日々感謝しております! ありがとうございます!!

さて!今回のブログは、ポルシェ911 カレラ4(997)↓

走行時、アクセルを踏むとキュルキュルと異音がするとの事でご入庫です。

早速点検したい所ですが…

外からは、何も見えないポルシェ(笑)

とりあえずリフトアップ後、下からエンジン廻りを覗いてみる事にしました。

下から見たエンジン廻り
ベルト廻りがなんとなく見えます

エアークリーナーBOXを外してファンベルト廻りを点検。

ベルト廻りに異常あり!

ファンベルトを調整しているベルトテンショナーの支点ボルトが折れ、ベルト張力が低下してベルト鳴きをおこしてた事が判明。

この状態から部品を交換したい所ですが…

ボルトが折れているので、外す事が出来てもスペースが狭い為、新しいボルトが入りません…

という事で…分解して行きます!

バンパーを外すとマフラーがある為、ヒートシールドという遮熱版が付いています。
マフラーが見えました!
エンジンを支えているサポートメンバーを外すため、エンジン台に乗せて作業します。

ベルトテンショナーを外しました。

ファンベルトテンショナーとボルト交換。

ボルトを交換する際に考えたのですが、また純正ボルトを使用すると同じ様に折れる可能性がある為、強度がある焼の入ったボルトに交換しました。次は折れない様に考えた結果の作業です!これが、山内ガレージならではの作業です!!

ベルトテンショナー交換完了。

分解した箇所を元に戻して行きます。

ポルシェのマフラーボルトは、錆により外す際によく折れる事が特徴としてあります。今回は折れませんでしたが…錆が進行していましたので、次に外す事を考えて赤錆から黒錆に変える液剤を塗布し、錆の進行を抑えた後、錆止め塗料を塗布し取り付けしました。

作業完了後、ロードテストを行いお客様にお引渡し完了。

最後までご回覧頂き、ありがとうございます。

次回のブログも、ご回覧頂ければ光栄です!

今後とも山内ガレージを宜しくお願い致します。

-2022.09.15

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