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ベンツC 240(W202)電気廻り動かなくなって行く…

スタッフブログ

皆さま、こんにちは!!

いつも、元気な岩﨑です!!

季節的にも寒くなり、すっかり真冬の到来ですが、風邪などひかれてないでしょうか?

皆さまにおかれましてもお身体ご自愛下さい。

さて!今回修理依頼の車両は、

ベンツC 240(W202)です。

※私もこの車両の排気量2000ccクラスに乗っております。

今回お客様からの修理依頼内容は、走行していると運転席のパワーウィンドが動かなくなり、次に助手席側、次に後左右のパワーウィンド、次にウインカー、次にワイパー

、次にドアロックと順番に動かなくなると言う症状で、これを修理し下さいとの依頼でした。

正直、最初は何処から点検していいのか解らず考えました。

その結果、まずは電気廻りの配線図の確認から始めました。パワーウインドとウインカーとワイパーがどんな繋がりがあるのか点検して配線の絡みを頭に入れた上で車両の点検を始めました。

電気廻りの配線図です

ところが…ここで問題が発生し!!

お車のお預かり後、症状の確認をしたところ…

全く症状がです…正常に全て動くのです💦

お客様にその旨をお話し、とりあえずまた症状が発生してから再度入庫・点検しましょうという事で、一旦お車をお返しする段取りを行いました。

お引取り前に洗車をし、ご来店時に再度症状をお客様と一緒に再確認した所!!

動かなくなっていたのです!!💦

何故!!と考えた結果、洗車した時の水ではないか?とフロアマットを触るとやはり濡れていました…

おそらく外からの雨や水で、変な症状が出ていると気付きました!!

再度お預かりし点検です!

助手席のフロアマット濡れていました。

まずは、雨漏れ箇所の点検です。

ブログ初の動画です(笑)↓

室内のエアコンケース内からの水漏れです。

何故、こんな所から水が入るのかと思ったのですが…外気を取り入れる場所じゃないかと思い、

まずはその箇所を点検する事に…

写真左がボンネット側 右がフロントガラス側
水抜き箇所は、見えにくい箇所に有り
見えづらいです。

通常では、このケース内に入ってきた雨や水は抜ける仕組みになっているのですが…今回は水抜き箇所がゴミや泥で詰まり、雨や水の量が多いと外気導入口から溢れた分が入り込み、

室内の配線に入り込む事で、今回の症状を起こしていた様です。

泥もかなり溜まっていました💦
水抜き穴も清掃し、綺麗にしました。

これで、室内に雨や水が入る心配は無くなりました。

次は、室内の配線の修理です。

助手席の足元に配線が有ります。
横から見た写真です。
カプラーも外し中を点検。
配線の接点部分を洗浄スプレーで洗います。
接点の電気の流れを
接点復活スプレーで良くします。
配線の点検中、接点箇所が白くなり
腐食している
箇所がありました。
これが、電気廻りが動かなくなる原因です。
中も腐食していました。
この場所も接点洗浄と接点復活スプレーを
塗布しました。
綺麗になりました!

この状態から電気廻りを全て点検し、異常が無い事を確認し、分解した所を組み付けて作業完了しました。

お客様にも原因が解り良かったですと喜んで頂き、ほっとしました(笑)

今年も残す所あと半月となりました!

今年も色々な車の修理内容有りましたが…(笑)

世界的には、コロナの問題もありましたが…

皆様のおかげで、山内ガレージも怪我等も何も無く、無事に2020年も終えようとしております。

山内ガレージスタッフ一同

少しでもお客様の期待に応えれる様に日々精進して参りますので

これからも、宜しくお願い致します!

-2020.12.13

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