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BMWアルピナD5 ブレーキの異音修理

スタッフブログ

 

先週のブログは、私の愛車ベンツC(w202 )でしたが…(笑)

 

 

今回は、名車 BMWアルピナD5‼️

 

 

アルピナと言えば、B7ターボのイメージが強かったのですが

実際目にするとかなりの渋めで存在感のある車でした。(笑)

ディーゼル車なんですね。

走り出しのトルクもある様ですね〜)^o^(

 

 

今回の修理依頼は、朝一のブレーキ鳴きが気になるとの依頼でした。

 

朝一エンジン始動後ご自宅の駐車場から道路に出る際

一旦停止時に必ずキィ〜〜〜〜‼️っと甲高い音がなり響くらしく…(汗)

 

話を聞くだけでも嫌ですし(笑)

何で最初だけなんだ‼️〜〜〜〜〜〜(笑)と思います^_^

 

 

走り出して次のブレーキングでは鳴らないとの事で…

どの修理工場さんに持って行っても治らなかったらしく、

「こんなもんですよ」という事で現在まで乗っていたらしいです。

これは、絶対に治さないと気が済まない使命感を感じ点検に入りました‼️(笑)

 

 

 

まずは、ブレーキパットの当たり具合の点検!

そんなに悪い当たりではなく

 

 

次はピストンの動きとピストンの動きをガイドするガイドピン(ブッシュ)の点検。

写真中央のピストンの左右の小さな黒い物がガイドブッシュ。

 

このブッシュに関しては、ほとんどの整備工場さんでは交換しないと思いますし

ここに疑いを向けないと思いますが、私はこのブッシュの硬さが気になりました。

このブッシュが硬いとピストンの力や動きが上手く伝わらないのでブレーキの引きずりなどを起こします。

 

自分なりに推理をするとおそらく朝一の最初のピストンの動きが100%伝わらないが為に

ブレーキが引きずった様になりブレーキ鳴きを起こしてたのでは無いかと思い

迷いなくこのブッシュを交換しました!

 

 

 

 

やはり新しいブッシュと古いブッシュを比べると硬さが全然違い

ブレーキ後の戻りもかなりスムーズに戻る様になりました(笑)

 

パットも半分近く減っていましたので、新しい物と交換しました!

 

 

上が旧品、下が新品です。

その後ロードテストを行いパットとローターがお互いに馴染んだことを確認して、

朝一のブレーキ鳴きを2日間確認しましたが、全くブレーキ鳴きもしなくなり、ほっとしました( ◠‿◠ )

 

この様に車の修理というのも何かしらの原因が有り不具合を起こしているのをいち早く見つけたい物ですが…

それがなかなか苦労します💦

 

経験や知識又は絶対治すという情熱で今日お仕事をさせて頂いており

皆様に感謝をしながら

 

頭を抱えながら常日頃からお仕事してますので、

優しい目で今後とも山内ガレージをよろしくお願い致します!

 

-2019.06.25

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