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レンジローバークラッシック(1994年式) マフラー交換(加工が必要・・・)

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皆様こんちは。山内ガレージ溝部です。

今回の投稿は、並行輸入のレンジローバークラッシックです。

整備の内容は、オイル漏れ修理(エンジン、ミッション)、マフラー交換になります。

 

エンジンオイル漏れの原因は、オイルパンのガスケットが劣化し、そこからオイル漏れが発生していました。

 

オイルパンを洗浄し、ガスケットを交換して修理完了です。

 

ミッションのオイル漏れの原因もガスケットの劣化によるものでした。

 

 

 

ミッションオイルパンの外側と内側を洗浄したところです。

 

ミッション内部のオイルフィルター交換です。

ここからがメインのマフラー交換になります。

現状は、腐食した所から排気漏れが発生しており、アルミテープによる補修が施されていました。

純正マフラーが生産終了となっていた為、社外マフラーを探し出して取り寄せました。

社外マフラーが届いたので、旧マフラーと形状を確認することにしました。

 

下記画像のリヤマフラーは形状やパイプの曲がりに問題ありませんでした。

 

次に、センターマフラーを比較すると長さと形状が違う・・・

 

このマフラーの触媒は、加工して溶接された後付けの触媒と判断できたので、本国仕様のマフラーと日本仕様のマフラーのイラストを入手して比較しました。

おそらく、日本に輸入されて登録する際に、触媒がないと車検不適合になる為に後付けで加工されたものと判断できます。

 

 

本国仕様の現社マフラーイラストです。

 

日本仕様のマフラーイラストです。

 

最終的には、マフラーパイプ部分を10cm切断し、角度を調整して溶接して取り付けました。

 

 

 

このように、低年式の並行輸入車では、日本の保安基準に適合させるために加工されている場合があります。

今回のように、純正部品でも加工しないと取り付けができない場合がございますので、まずは山内ガレージにご相談をお願い致します。

今後とも宜しくお願い致します。 溝部

 

-2021.06.28

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