こんにちは、山内ガレージ 岩﨑です。
今回の修理依頼は、ベンツCクラス(W204)10万キロ走行の車両です。
走行時に低速から加速していき、70キロ辺りになるとゴロゴロ異音が発生してハンドルやシートが振動する、サイドブレーキ解除後に異音が出る、との事でご入庫です。
早速、点検をするとリヤハブベアリングからの異音が確認できたため、先ずはブレーキ廻りを分解。
ブレーキローターを外し、サイドブレーキ用のブレーキシューを点検すると亀裂が入っていた為、こちらも併せて交換します。
次に、サイドブレーキシューを分解するとカムも曲がっていました。
サイドブレーキ解除後の異音は、これが原因だと解りました。
以前に、規格外の長いホィールボルトで締められ、カムが曲がっていると判断しました。
(点検時は、純正ボルトでカムへの緩衝はありませんでした。)
サイドブレーキのカム部分が曲がっています。
ハブベアリングを外し、ベアリング本体にハウジングが圧入されているので、外して清掃していきます。
ロードテストを実施し、異音が出ない事を確認して修理完了です。
先月のBMWオイル漏れ修理ブログも、オーナー様から暖かいコメントを頂きました。
ありがとうございます!
これからもブログ掲載を頑張りますので、楽しみにして下さい。
山内ガレージを宜しくお願い致します。
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