皆さま
いつもお世話になります。
山内ガレージ岩﨑です。
いつもブログを見て頂き、ありがとうございます。
来店時にお客様より暖かいお言葉を頂きブログ制作の励みになっております。
さて!今回は、プジョー308の下廻りの錆が酷い状況でこちらの修理内容になります。
なぜ?ここまで錆が酷いのか?
まずは、問診です。
お客様にお話を聞いた所、毎年スキーに行かれるとのこと…
雪道は凍結を防ぐ為、路面に「融雪剤」が散布されています。
この融雪剤の主な成分は塩で、錆の原因と判断しました。
現状の足廻りの写真です↓
早速修理に取りかかります!
まずは、錆を落とし下廻りを高圧洗浄機で洗浄↓
この「錆とり」は、後の工程でとても重要になります。
形状に応じて様々な工具を利用して丁寧に作業を行い、まる一日かかりました!
赤錆は、放っておくと進行する為、山内ガレージでは赤錆から黒錆に変える特殊な薬剤を塗ることで、
進行を抑える工程を踏みます。
溶剤は青色ですが、浸透すると黒色に変色し黒錆になった事を確認!
その後、錆止塗料を塗っていきます。
最後に、錆止塗装の上から耐熱塗料を塗る事で仕上げです。
今回、1番驚いたのが左前のコイルスプリングが錆で折れていた事です。
長年この整備のお仕事に携わっていますが…
初めて見ました。
スプリングとショックも交換しました。
ロードテスト実施、異常がない事を確認し、
修理完了しました!
このお車は、新車から約8年乗っておられオーナー様も大変愛着が有り、雪道走行後は洗車機で下廻り洗浄はされていたそうですが、今後もまだ長く乗りたいとの意向もあり、雪道走行後は高圧洗浄機などでしっかり下廻り洗浄を行うことをおすすめさせて頂きました。
この様に、お客様ご自身がお車を愛し長く乗りたいと思っている方が多く、色々なご相談がございます為、山内ガレージではお客様により良い選択をして頂けるよう努めております。
今後とも、山内ガレージを宜しくお願い致します!
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