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【車検整備】ブレーキの分解整備って必要?

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こんにちは。

山内ガレージです。

 

今回は車検整備についてのお話です。

 

お話しのテーマは

「車検整備のブレーキ分解整備って必要?」という内容です。

 

 

車検整備のブレーキ分解整備とは

 

車検整備内容には「足廻り点検項目」という部分があります。

 

 

 

 

実際に何を行うのかと言うと・・

 

ブレーキのディスクやパッド、キャリパーの状態を一度分解をして確認する

というものです。

 

ブレーキの点検。

クルマを止めることができないと、即刻事故に繋がります。

ブレーキはクルマの中で一番重要な部分なのです。

 

 

 

さて、今回のテーマ

 

「ブレーキの分解整備は本当に必要なのか?」

 

ブレーキはたくさんの部品で構成されています。

実は分解をしないと見れない部分があるのです。

 

(例:その1)

ディスクブレーキのキャリパーを外さないと

ピストン部分のブーツの破れを見つけることができません。

これが原因で、ブレーキをひきずるという症状が発生する場合があります。

 

(例:その2)

パーキングブレーキの厚みの点検。

ブレーキローターを外さないと分かりません。

パーキングブレーキの戻りが悪くなったり

パーキングブレーキシューが割れているといったこともあります。

 

 

現在は「ユーザー車検」と呼ばれる自分自身で行う車検もあります。

しかし、車検という検査は基準に適合しているかどうかをみるもので、

車検に合格したからと言って、次の車検までの安全性が保証される訳ではありません。

車検に通ったからと言って、メンテナンスをしなくてOKということではないのです。

 

 

(結論)

 

ブレーキの分解整備は、資格をもった人間しか行うことができません。

2年に一度(貨物車は1年に一度)きちんと分解整備をして

メンテナンスをしてあげることは大切なことです。

 

 

ここでもう一つ。

山内ガレージでは、分解整備と一緒に清掃 を行っています。

 

たとえばブレーキの清掃です。

 

 

 

 

見た目の気持ちよさ以外にも、清掃にはきちんとした意味があります。

 

例えばサビが発生しているものを放置すると、

さらに金属の腐食は進んでいきます。

 

ブレーキの後ろ側にある金属が腐食で穴だらけになると

ハブ部分を分解して交換することになります。

これだと、お金がかかりますね。

 

そうならないためにも、分解した際に清掃にも力を入れています。

この時くらいしか清掃することができないものですし。

 

 

 

 

 

ホイールの裏側も!こんなにきれいに!

 

 

 

 

 

スロットルバルブの清掃も行います!

 

カーボンなどのごみが溜まると、アイドル不調になりやすいスロットルバルブ。

じつは、症状が起きてから清掃する方が多いのが現状です。

 

2年に一度のタイミングで、きれいに清掃してあげています。

 

 

 

 

 

 

きれいになりましたね!

 

このように、目に見えない部分にも気を配って車検整備を行っています。

あんまり気付かれる方はいらっしゃらないですが・・(笑)

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

-2018.06.16

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