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お客様インタビュー#3「乗り続ける理由」メルセデス・ベンツC230(W202)

トピックス

 

こんにちは。

山内ガレージです。

 

2019年がスタートいたしました。

今年もはりきって整備をしてまいります。

今年も山内ガレージをよろしくお願い致します!

 

 

2019年 第一弾はお客様へのインタビュー企画です。

オーバーホール無しで走行距離26万キロを達成されましたメルセデス・ベンツC230。

当社とも20年以上のお付き合いのあるお客様に、お話をお伺いさせていただきました。

 

 

おクルマの魅力や、日頃気をつけてらっしゃることなど

ご紹介をさせていただきます。

ご協力ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

長年ご愛用されているメルセデス・ベンツC230ですが、

このクルマの魅力についてお伺いさせていただきたいです。

 

 

このサイズ感がとても気に入ってます。

乗っていて本当に身体の一部のような感覚です。

どこに行くにも大丈夫ですし、細かい道でもスーッと入って行きます。

感覚が分かっているから、信頼して運転できます。

視野も広いし、運転していて違和感が全くないですよ。

ベンツの他のシリーズやボルボなど色々乗ってみましたけど、一番しっくりきました。

 

 

長距離を走ったり、山道なんかを走行するときも、アクセルをやさしく、ほんの少し踏んであげるだけで、スーッと走ってくれます。

この走行感は国産車では味わえない特別なものです。

安心感があって、安全に走れる。

 

 

このベンツは僕にとっては生き物みたいな存在。

お友達であり、常に会話する人であり。

「今日はどう?」と言って一人で会話してます。(笑)

 

 

僕にとっては会話が大事なんです。

一人で乗ったときはほとんど会話。

警告灯が点いたら「なんつきよっとー?」って(笑)。

そしたらちょっと機嫌が良くなって消えたりするんですよ。

雨が降ったりしたら機嫌が悪くなってまた点く。

そしたらハンドルをさすってあげるわけです。(笑)

 

 

例えば国産のハイブリッド車なんかだと、どこか電化製品のような感覚です。

悪くはないんですよ。

でも何か違和感がある。

一生懸命エコドライブで走るんだけど、踏み込んでエンジンが動いている感覚なんかが、やっぱり違う。会話が出来ない。

だから、このクルマに替わるものがないんですよ。

 

 

 

 

走行距離は26万キロを超えましたが、日頃から特に気をつけてらっしゃることはありますか?

 

 

必ず音。音は聞いてあげる。

エンジンルームを開けて見てあげています。

「今日はどんな感じかねー。」と話しかけて、水温が上がるまでじーっと待ってますよ。

落ち着いてからギアをいれて「さあ行こうかね」と。

それはどんな時でも守ってます。

 

 

いつもと少しでも違う音が聞こえたら、岩崎さんに電話を掛けます。

僕は専門家ではないですけど、だいたいこのあたりかな?という見当をつけて電話します。

「たぶんここが悪いかもねー?」って。

 

 

あと、必ず乗るときは、車体の下を覗いてから乗るんですよ。

オイル漏れなんかで地面に黒シミがあったら、あのあたりかな?と思って岩崎さんに電話します。

何かあったらすぐに電話して見てもらうようにしています。

 

 

運転の時は、ゆっくり動く、品よく乗る。

ベンツドライブ。絶対に急発進、急ブレーキをしないで、じわーっと車間距離を空けて乗る。

イライラしないで、品よく運転できる。

そうやっていたわりながら、乗ってあげます。

だから手放しができない。(笑)

 

 

 

 

いままで大きなトラブルもなかったですね。

クルマがちゃんと応えてくれているんですね。

 

 

そう、今まで苦労した感覚は特にないです。

出先で止まったことがないし、困ったなと思ったことは今までもう20年以上一緒に走ったけど、一度もない。

止まってレッカーにお世話になったこともない。

それは本当にありがたいですね。

 

 

人間で言うと定年間際です。

でもまだまだ現役っていうところ。(笑)

でも本当に一番調子が良くなったと感じたのは10万キロを超えたあたりからです。

エンジンの音とか感覚がすごく良くなった実感がありますね。

ほんとにいい子ですよ。

 

 

 

 

山内ガレージに最初に来てもらってから、もう20年以上の長いお付き合いになりますね。

 

 

先代の社長もすごかったですから。

エンジンの音を聞いて、「だいたいここが悪い」って分かってましたからね。

それには参りましたよ。

テレビなんかでやってる、音を聞いて見破る、というのはあるけど、それを目の前で見せられたら、「はい、言われた通りにします」って言うしかない・・(笑)

 

 

岩崎さんも山内さんも信用しているから、言われたとおりに修理してもらう。

だから、僕は助かってますよ。

「二人がいるからこの子を手放しちゃいかんやろな。」と思います。

愛着がある。

ともに生きてきましたからね。

 

 

信頼関係が全てでしょうね。

車の外側は僕たちも見えるから分かるけど、車の内側は見えないじゃないですか。

そこが信頼できないと、「ほんとに壊れているの?」って疑わざるを得ない。

プロはプロとしての仕事をやらなきゃ駄目だし、上から目線だったり、事務的な対応だったりでは、企業も人も生き残れないですよ。

 

 

常に相手方の要求に時代に沿って応えることが大事なんです。

僕は教員をしていますが、今の世代の子どもたちは生まれたときからスマホがある時代です。

彼らは彼らなりに考えているし、SNSの中でいじめに遭わないための自己防衛をしている。

明らかに僕たちとは感覚が違うわけです。

それを「自分たちの時はこうだった、こんな時代だった」と上から目線で生徒に言っても共感は得られないです。

時代は変わりますから。

 

 

そのためには、会話なんですね。

思っていることが何も言わないで伝わるか、というと全く違います。

言葉に出さないと伝わらない。

生徒ともコミュニケーションを取るし、ベンツともコミュニケーションを取る。

時代は変わっても基本はコミュニケーションなんです。

 

 

貴重なお話ありがとうございました。

今後とも山内ガレージをよろしくお願い致します。

 

 

-2019.01.15

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