こんにちは。
ここ最近、だんだんと寒くなってきましたが、皆様体調を壊されてないでしょうか。
どうか暖かくしてお過ごしください。
今回は、メルセデス・ベンツのヒーター修理の整備をさせていただきました。
寒くなると暖房が必要です。故障すると夏場のエアコンと一緒で体調を壊しかねないので注意が必要ですね。
今回ご入庫いただいたおクルマは、2004年式・R230型メルセデス・ベンツSL55AMGです。
「風は出るけど、暖かくない」
という症状でのご入庫でした。
まずはテスターにて、電気的な故障がないかの確認を行いました。
アクティブテスト(テスターで部品等を動作させる)でヒーターバルブを動かして見ましたが、暖かい風は出ていませんでした。
分解することに・・
問題のヒーターバルブの場所はエンジンルームとワイパーアームの間にあります。
分解していくと、見えてきました。ヒーターバルブ。
このヒーターバルブ。なかなか外しにくい箇所にあります(涙)
せまい場所にホースが4箇所ついていますからね(汗)
ヒーターバルブを取り外し完了しました。
バルブの中を確認すると、バルブが閉じたままになっていました。
これが原因で暖かいクーラントがココで遮断されていたのですね。
ヒーターバルブが固着して、暖房が効かないという症状はたまにあります。
新しいヒーターバルブを取り付け、テストを実施。
暖かいヒーターの風が出てきて作業完了です!
車内の温度が快適に調整できるようになりました。
これからの季節、エアコンの風が気になる方はぜひご相談ください。
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